ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

松尾潔のメロウな夜 2023月1月23日(ヴィド & クリス・ブラウン、エルトン・ジョン、デビット・グラント & ジャッキー・グラハム)

 

1月に発表された新曲が2曲紹介されました。

 

VEDO & Chris Brown「Do You Mind」

ヴィドとクリス・ブラウンのデュエット新曲。

Mood Swings

Mood Swings

  • New Wav Music Group / Island Prolific / EMPIRE
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Queen Naija「Let's Talk About It」

クイーン・ナイジャの新曲。

 

 

 

トム・ベル追悼特集

山下達郎さんも「サンデーソングブック」で取り上げていました、昨年12月22日に79歳で逝去したフィリーソウルの重鎮トム・ベルの追悼特集でした。〈チーム・メロ夜〉謹製ノンストップ・ミックスが以下のプレイリストの通りかかりました。3曲だけですが、YouTube掲載させて頂きました。

 

4. Somebody / Keith Sweat feat. Chris "F.L.O." Conner

5. Melt In Your Mouth / Candyman

6. Could It Be I'm Falling In Love / The Spinners

7. Betcha By Golly, Wow / The Stylistics

8. You Are Everything / Diana Ross & Marvin Gaye

9. You Make Me Feel Brand New / Babyface

10. La, La, La (Means I Love U) / Prince

11. I'll Be Around (Timber Mix Radio Re-Edit) / Rappin' 4-Tay feat. The Spinners

 

12. I’m Doing Fine Now / The Pasadenas

13. Betcha By Golly Wow / Norman Connors feat. Phyllis Hyman

14. Break Up To Make Up / The Stylistics

15. Are You Ready For Love ('79 Version Radio Edit) / Elton John

 

16. Could It Be I'm Falling In Love / David Grant & Jaki Graham

 

17. I Don't Have The Heart / James Ingram

 

 

Barakan Beat 2023年1月22日(オヴェイションズ、デヴィッド・クロスビー & ザ・ライトハウス・バンド、ガーランド・ジェフリーズ) & 週間プレイリスト

 

 

The Ovations「Medley (Were You There, Touch The Hem of His Garment)」

1月22日はサム・クックの誕生日なので、オヴェイションズというボーカルグループのカバーがのリクエストでかかりました。本人にそっくりですね。メインボーカルはルイス・ウィリアムズ。

Hooked on a Feeling

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  • Sounds of Memphis
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David Crosby & The Lighthouse Band「Carry Me」

1月18日に81歳に亡くなったデヴィッド・クロスビーの追悼。昨年発売されたライブアルバム『Live At The Capitol Theater』より、1975年ににグラハム・ナッシュで二人で出したアルバム『Wind on the Water』収録曲。

2016年発表の『LIGHTHOUSE』でタッグを組んだギタリストのベッカ・スティーヴンズ、スナーキー・パピーのマイケル・リーグ、キーボードのミシェル・ウィリスからなる「The Lighthouse Band」と行った2018年のツアーから、ニューヨーク州ポート・チェスターのキャピトル・シアターでの公演を収録したアルバム。

Live At The Capitol Theater

Live At The Capitol Theater

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Garland Jeffreys「HELP」

ジョン・レノン~音楽で世界を変えた男の真実~』という映画が上映されているそうで、バラカンさんはトークショーを青森でされたそうです。映画の中で知らない歌手が「HELP」をスローに歌うシーンがあるそうで、それを聴くと、ジョンが「助けて欲しい」「救って欲しい」という気持ちが良くわかるそうです。当時のビートルズのオリジナルバージョンで聴いても、とてもそういう曲だとは想像できません。

ガーランド・ジェフリーズが2017年のアルバム『14 STEPS TO HARLEM』で「HELP」をスローに歌っています。ライブ映像がありましたので掲載しました。

14 STEPS TO HARLEM

14 STEPS TO HARLEM

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※このアルバムはApple Music、Spotifyにはありませんでした(発売された頃はあったような記憶があるのですが・・)

 

 

 

週間プレイリスト

1月23日から29日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。

 

Apple Music

 

Spotify

 

 

ジャズ・トゥナイト 2023年1月21日(モダン・ジャズ・カルテット)

 

シリーズJAZZジャイアンツ44 モダン・ジャズ・カルテット

今回は「モダン・ジャズ・カルテット」略して「MJQ」の特集でした。

MJQの前身は1951年ディジー・ガレスピー楽団のリズムセクションだったピアニストのジョン・ルイス、ベーシストのレイ・ブラウン、ドラマーのケニー・クラーク、ヴァイブラフォンのミルト・ジャクソンミルト・ジャクソン・カルテットの名義で集まったのがきっかけ。このカルテットがジョン・ルイスをリーダーにしたモダン・ジャズ・カルテットになっていきます。初録音は1952年なので70周年になります。

 

The Modern Jazz Quartet「All The Things You Are」

1952年4月ルー・ドナルドソンのリーダー・セッションのために、ミルト・ジャクソンのヴァイブラフォン、ジョン・ルイスのピアノ、パーシー・ヒースのベース、ケニー・クラークのドラムスというMJQのオリジナルのラインナップが揃って、この年の12月にMJQとしての初録音を行いました。

M. J. Q.

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The Modern Jazz Quartet「Django

このカルテットの人気を決定づけたアルバム『Django』より。ジョン・ルイスが打ち出すブルースのフィーリングがベースにありながら、クラシックの影響を強く感じさせる室内楽的世界観がここで確立されていったそうです。1953年6月から55年1月にかけて行われた3回のセッションが収められています。この曲は1954年12月23日に録音されたタイトル曲。ジョン・ルイスががギタリストのジャンゴ・ラインハルトの死をきっかけに作った作品。メンバーは、ミルト・ジャクソンのヴァイブラフォン、ジョン・ルイスのピアノ、パーシー・ヒースのベース、ケニー・クラークのドラムス。

 

 

The Modern Jazz Quartet「Concorde」

1955年7月に録音されたアルバム『Concorde』より、ジョン・ルイス作曲のタイトル曲。この時からドラムスはコニー・ケイに代わっています。

Concorde

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ピアノのジョン・ルイスは、1920年5月3日イリノイ州生まれで、ニューメキシコ州育ち。兵役中にドラムのケニー・クラークと出会い、兵役後ニューヨークに進出して2001年3月29日に亡くなるまで現役で活動し、教育者としても彼の教育システムの中で育ったミュージシャンが数多くいるそうです。ケニー・クラークビバップのドラムの開祖とも言えるような人なので、そういう中でジョン・ルイスもニューヨークに出てきて、初期のビバップから様々な演奏に関わっています。

 

ヴァイブラフォンのミルト・ジャクソンは昨年の5月28日にJAZZジャイアンツでも取り上げられましたが、存命であれば今年の1月1日で生誕100年。出身地のデトロイトで活動していた時にディジー・ガレスピーの目に留まり、ニューヨークに進出。ビバップの最初期の頃から大活躍していたヴァイブラフォン奏者。1999年10月9日に亡くなっています。

 

ベースのパーシー・ヒースは、1923年4月30日ノースカロライナ州生まれ、ペンシルベニア州フィラデルフィア育ち。サックスのジミー・ヒースとドラマーのアルバート・ヒースとは兄弟です。2005年4月28日に亡くなっています。

 

ドラムスのコニー・ケイは1927年4月27日ニューヨークのタッカホー出身でレスター・ヤングのバンドなどで活動していました。1994年11月30日に亡くなっています。

 

最初のドラムスのケニー・クラークは、ジョン・ルイスディレクションするMJQと合わなかったと言われているそうです。バンドを辞めた後は、ヨーロッパで活動していたそうです。

 

 

The Modern Jazz Quartet「Bluesology」

1956年プレスティッジからアトランティックに移籍して作ったアルバム『Fontessa』からミルト・ジャクソンのオリジナル曲。大友さんはジャズ喫茶でこのアルバムを良く聴いたそうです。

Fontessa

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