ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ジャズ・トゥナイト 2021年6月5日(ジェイミー・ブランチ、ジェームズ・フランシーズ )

 

ホットピックス

 

Jamie Branch『Fly or Die Live』

シカゴの音楽シーンの大注目トランペッター:ジェイミー・ブランチの最新作。2020年1月23日にスイスのチューリッヒで行われたライブ。ベース:ジェイソン・アジェミアン、チェロ:レスター・セント・ルイス、ドラムス:チャド・テイラー。

FLY or DIE LIVE

FLY or DIE LIVE

  • International Anthem
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3曲メドレー。

 

theme 001

 

 

... meanwhile

 

 

theme 002

 

 

 

James Francies『Purest Form』

テキサス州ヒューストン出身のピアニスト、1995年生まれのジェームズ・フランシーズの2作目のアルバム。彼は、クリス・ポッターやパット・メセニーなどとも共演を重ねてきたことで知られているそうです。ベース:バーニス・トラヴィス、ドラムス:ジェレミー・ダットン、アルト・サックス:イマニュエル・ウィルキンス、ヴィブラフォン:ジョエル・ロス、ギター:マイク・モレノ

Purest Form

Purest Form

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My Favorite Things



 

Where We Stand



 

 

 

ワールドロックナウ 2021年6月5日(カレント・ジョイズ、ロンドン・グラマー、エイミー・ワインハウス)

  

新譜紹介

 

Current Joys『Voyager』

カレント・ジョイズはサーフ・カーズというバンドでドラムを叩いて歌っているニック・ラティガンのプロジェクト。

Voyager

Voyager

  • Secretly Canadian
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Altered States



 

American Honey



 

Big Star



 

 

London Grammar『Californian Soil』

ロンドン・グラマーの3rdアルバム。デビューアルバムが2位、セカンドアルバムが1位、そしてこの最新作も1位。イギリスにおいて評価も人気もすごく高いグループ。

ボーカルのハンナ・リードは「音楽業界において女性の地位が低すぎる。レコーディングのディレクターやエンジニアは自分が作って歌っているのに男性2名の方ばかり見ている。阻害されているような気がする。そこに常に不満があって、女性というのは搾取されている。」と言っているそうです。「音楽業界に向いていない」と彼女は言っていて、

 

悪徳業界よね、特に女性にとっては。すごく性差別的で搾取的。10代の頃は元気な人間だった。でもどこかで自信を全部失ってしまった。自分の声を失ってしまった感じなの。このアルバムはそれを私に取り戻すためのものだった。

 

Californian Soil

Californian Soil

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How Does It Feel



 

Lose Your Head



 

 

Amy Winehouse『At The BBC

エイミー・ワインハウスの既に出ている作品と未発表音源を含めてリリースされました。「Amy」というドキュメンタリー映画を観て渋谷さんの思われたこと。私もあの映画観ましたが、可哀想で苦しかったですね。

 

彼女はアルコールとドラックの過剰摂取で亡くなっていくのですが、彼女の前に二人の男が現れます。映画だから分かりやすく作ってあるのかもしれないですけど。

一人は幼馴染であり彼女のことを何とか立ち直ってもらおうとする男の子、もう一人はすごくイケメンで滅茶苦茶でエイミー・ワインハウスとドラックをやって「それでいいんだよ、一緒にキメようぜ」という奴。こいつと行っちゃダメだという男を選んでしまうわけです。自分を肯定してくれる心地よさ、人の弱さ・・

 

At The BBC

At The BBC

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Stronger Than Me

2003年エイミー・ワインハウスが20歳でデビューした年の音源。



 

Rehab

エイミー・ワインハウスのヒット曲。2006年の音源。



 

Valerie



 

 

世界の快適音楽セレクション 2021年6月5日(カーティス・メイフィールド、アレサ・フランクリン)

 

音楽棚から見つけたモノ(藤川パパQ)

 

Curtis Mayfield「Tripping Out」

カーティス・メイフィールドは1942年アメリカのシカゴ出身のソウル・アーティスト。1957年にコーラスグループ「インプレッションズ」を結成し「People Get Ready」などのヒットを放ちました。1970年にソロ活動をスタートし、多くのヒット曲、名アルバムを発表し、1999年に亡くなりました。

この曲は1980年に発表されたアルバム『Something to Believe in』に収録されています。カーティス・メイフィールド自身の曲ではなく、フィラデルフィア・ソウルの重要人物バニー・シグラーによるメロウ・グルーブの究極の歌と評価の高い曲でした。

Something to Believe in

Something to Believe in

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※この曲はSpotifyでは見つけられませんでした。 

 

 

トピックス(藤川パパQ)

 

 アレサ・フランクリン主演の映画「アメイジング・グレイス」。1972年1月にロサンゼルスの教会で行われたアレサ・フランクリンのコンサートがありました。当時映画で撮られていたのですが、完成されず、数年前にテクノロジーの発達のお陰で映画として完成したそうです。ゴスペルをアレサが歌っています。ギター:コーネル・デュプリー、ドラムス:バーナード・パーディ、ベース:チャック・レイニー。アルバム『Amazing Grace』も再発されました。

このアルバムは長期間病院に通っている時に、病院で知り合ったおじさんが「このアルバム最高だから聴けよ」と貸してくれました。自分が弱っている時に力をくれたアルバムです。

 

Aretha Franklin「いつくしみ深き友なるイエス(What A Friend We Have In Jesus)」