ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

世界の快適音楽セレクション 2020年11月14日(ノアバート・クラフト、矢野顕子)

 

喫茶 謎

三上さんがマスター、松村さんがお客さんのコーナー。

三上さんが松村さんに「酢の物は好きか?」と質問します。「ものすごく好きです」と松村さん。「酢の物ではないが、名前が酢の物のような人」ブラジルの作曲家:ヴィラ・ロボスの曲をカナダのクラシック・ギタリスト:ノアバート・クラフトの演奏で。かなり無理やりです・・

 

Norbert Kraft「ブラジル民謡組曲から 第2曲ショティッシュ・ショーロ(作曲家:ヴィラ・ロボス)」

Complete Music for Solo Guitar

Complete Music for Solo Guitar

  • 発売日: 2000/11/21
  • メディア: CD
 

 Apple Musicでこの曲は見つけられなかったので、プレイリストにはヴィラ・ロボスの有名曲「ショーロ第1番」を入れておきます。

 

 

夕ご飯の音楽

今回のテーマは「夕ご飯の音楽」。一番刺さるのはこの曲です。

 

矢野顕子「ごはんができたよ」

矢野顕子さんの夕方の風景を描いた曲。1980年の作品。懐かしいです。

ごはんができたよ(初回完全限定生産)(紙ジャケット仕様)

ごはんができたよ(初回完全限定生産)(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:矢野顕子
  • 発売日: 2015/11/25
  • メディア: CD
 

 

 

ウィークエンドサンシャイン 2020年11月14日(グレイトフル・デッド)

 

Grateful Dead『American Beauty 50th Anniversary Deluxe Edition』

グレイトフル・デッドの50年前に出た『American Beauty』というアルバムのデラックス・エディションが出ました。3枚組。オリジナル・アルバムのリマスターと1971年のライブが2枚。

American.. -Deluxe-

American.. -Deluxe-

  • アーティスト:Grateful Dead
  • 発売日: 2020/10/30
  • メディア: CD
 

 

Candyman

オリジナルのリマスターより。音がすごくいいです。

 

 

Wharf Rat

1971年2月18日NYのポート・チェスターにある「Capitol Theatre」でのライブ音源。有名曲ですが、このライブで初めての披露だそうです。スタジオ・バージョンはジェリー・ガルシアの最初のソロ・アルバムに収録されたそうです。



 

Me And My Uncle

ジョン・フィリップスの曲。1971年のアルバム『Grateful Dead (Skull & Roses)』に収録されています。ボブ・ウェアのリード・ボーカル。

 

 

Playing In The Band

この曲のスタジオ・バージョンはボブ・ウェアの最初のソロ・アルバムに収録されたそうです。グレイトフル・デッドが最も演奏回数の多い曲の一つだそうで、演奏時間はだんだん長くなっていったそうですが、初期のこの演奏はまだ短めです。

 

 

 11月いっぱい毎日グレイトフル・デッドの毎年恒例企画「30 Days of Dead」が行われています。以下のサイトで未発表音源が無料ダウンロードできます。

 

松尾潔のメロウな夜 2020月11月10日(ミラクルズ、インプレッションズ、コモドアーズ、L.T.D.、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ)

 

翼が折れても

 

看板スターがいなくなった後、人気グループはどういう身の振り方をしたかというテーマ。こういう話好きです。

 

The Miracles「Love Machine」

スモーキー・ロビンソンが引っ張っていたミラクルズ。スモーキー・ロビンソンは、後継指名のような感じでビリー・グリフィンという若手をファンに向かって紹介するところまでやり遂げてソロの道へと進みました。ビリー・グリフィンはその重責を見事に果たします。スモーキー脱退後のナンバー・ワン・ヒット。1975年のアルバム『City  of Angels』に収録されています。

City Of Angels

City Of Angels

  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

The Impressions「Loving Power」

インプレッションズの1976年のヒット曲。インプレッションズは、1958年チャタヌガで始まりシカゴで結成されました。最初の中心人物はジェリー・バトラーというディープ・ボイスのシンガーでした。メンバーのカーティス・メイフィールドが曲を作ってジェリー・バトラーが歌うという黄金パターンがありましたが、ジェリー・バトラーが脱退しカーティス・メイフィールドがリードをとるようになります。カーティス・メイフィールドがソロとなり、1970年にリロイ・ハトソンが入ってきます。リロイ・ハトソンはその後優れたソロ・アルバムを出しますが、インプレッションズとは上手く行きませんでした。1973年にリロイ・ハトソンがやめた後にラルフ・ジョンソンとレジー・トリアンが入り成功します。

Loving Power / About Time

Loving Power / About Time

  • アーティスト:Impressions
  • 発売日: 2008/04/08
  • メディア: CD
 

 

 

Commodores「Nightshift」

コモドアーズは1967年にアラバマのタスキーギ大学で結成されたバンド。1974年にモータウンからデビューし「Machine Gun」がヒットします。ライオネル・リッチーが名曲を連発し、1981年にはダイアナ・ロスと「エンドレス・ラブ」という映画の主題歌を歌い全米No.1ヒットし、ライオネル・リッチーは脱退します。その後コモドアーズは苦戦しますが、ウォルター・オレンジと元ヒートウエーブのJ.D.ニコラスのツイン・ボーカルで悲願のライオネル・リッチー抜きのヒットを出すことができました。1985年のアルバム『Nightshift』に収められています。前年の1984年に亡くなったマーヴィン・ゲイとジャッキー・ウィルソンに捧げた曲。

Nightshift

Nightshift

  • 発売日: 2014/09/30
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

L.T.D.「Kickin' Back」

L.T.D.の1981年R&Bチャートのトップ10入りしたヒット曲。L.T.D.はジェフリー・オズボーンが在籍していたファンクバンド。L.T.D.は「Love, Togetherness, and Devotion」の略だそうです。ジェフリー・オズボーンの美声で1976年「Love Ballad」、1977年「Back in Love Again」、1978年「Holding On」と3年連続でR&BチャートのNo.1ヒットを出します。1981年ジェフリー・オズボーンが脱退しソロの準備をしている時にL.T.D.がこの曲を発表しました。この曲のボーカルは元ニュー・バースのレズリー・ウィルソン。

ラヴ・マジック

ラヴ・マジック

  • アーティスト:L.T.D.
  • 発売日: 2018/05/16
  • メディア: CD
 

 

 

Harold Melvin & The Blue Notes「Reaching For The World」

ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツのリード・ボーカルはテディ・ペンダーグラス。テディ・ペンダーグラス脱退後、この曲のボーカルをとっているのはデヴィッド・エボ。

Reaching for the World

Reaching for the World