今回は2019年5月25日に放送された「新andの音楽」の再放送でした。
マーキュリー・レヴが昨年出した新譜。ボビー・ジェントリー（Bobbie Gentry）が1968年に出したアルバム『Delta Sweete』をそのままトリビュートしたアルバム。1曲ごとに違う女性歌手に歌ってもらっています。
『Delta Sweete』はボビー・ジェントリーの故郷であるアメリカ南部をテーマにしたコンセプチャルなアルバム。
Okolona River Bottom Band（feat. Norah Jones）
アルバムの1曲目はノラ・ジョーンズ。
Ode To Billie Joe（feat. Lucinda Williams）
ボビー・ジェントリーの一番有名な曲はアルバムの最後にルシンダ・ウィリアムスが歌っています。
5月22日に70歳に亡くなったモリ・カンテの追悼。
Ye Ke Ye Ke
1987年の大ヒット曲。
2018年のウィリー・ネルソンのアルバムから。このアルバムを紹介した時にバラカンさんが「 Get Over」=「乗り越える」、「Get Through」=「やり抜く」の違いを説明されたのに因んで、今回のコロナはどっち？というリクエスト。
Something You Get Through
ウィリー・ネルソンは好きな人を亡くすとなかなか「乗り越える」ことはできないけど、暫くすると「やり抜く」というような精神的しぶとさを歌った曲。
2017年から毎年出たウィリー・ネルソンの「死をテーマにした三部作」の一つです。
ウィリー・ネルソンは7月にニューアルバムが出るようですね。87歳ですが、毎年アルバムを出されています。嬉しいです。
今週のテーマは「ワールドミュージックで逃避行」。現実が厳しい時、何もかもうまくいかないと思う時、世界の果ての音楽を聴いてひとしきり逃避行しましょうということです。今回もサラーム海上さんのご自宅からの収録だそうです。
北マケドニアでファンキー・タイガーという異名を持つ若手のトランペット奏者が率いるブラスバンド：ジャンボ・オグシェフ・オーケストラ。
Macedonian Nightcrawler
スウェーデンの伝統音楽とジャズをもとにした男性チェリストと女性歌手のデュオ：ハンサン。デビューアルバム『ナット・フリット（夜の飛行）』から。
フランス人女性ピアニスト：メロディ・ジマールが現代のフラメンコとピアノをミックスしたファースト・アルバム。フランスのカタルーニャ文化の中心地ペルピニャンで生まれ、バルセロナへ移住しクラシックのピアノとフラメンコを学びました。
Numen
インスピレーションや女神を意味するラテン語のタイトル曲。
ポルトガルのブルース：ファド。女性が歌っているのと間違えてしまいそうな中性的な高い声が人気の若手男性ファド歌手：フランシスコ・モレイラの新作『Todos Os Fados São Meus（全てのファドは僕のもの）』は、お気に入りのファドを取り上げた作品です。
Tinha o nome de saudade（サウダージ、郷愁の名前を冠して）
