ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ウィークエンドサンシャイン 2019年8月17日

 

1969年の曲特集

 

一昨年の1967年、昨年の1968年に続いて今年は「1969年の曲特集」。

当時のことをリアルタイムに知らないですが、何度も聴いたことがあるアルバム、曲がいくつもあるのは凄い。我々世代にとってもこの時代の音楽は基礎となっていますね。そしてバラカンさんの4時間半(7:20-11:50)のDJも凄いと思います。46曲もかけてます。2019年8月14日「今日は一日“YMO”三昧」が8時間半で52曲ですのでいかに多いか。かけたい曲が沢山あるので今年はゲストを招かなかったそうです。

 

 

The BeatlesAbbey Road

サムシング

サムシング

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ABBEY ROAD

ABBEY ROAD

 

 

 

Let It Bleed「The Rolling Stones

Gimme Shelter

Gimme Shelter

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レット・イット・ブリード

レット・イット・ブリード

 

 

 

King Crimson「In The Court of The Crimson King」

21st Century Schizoid Man

21st Century Schizoid Man

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クリムゾン・キングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿

 

 

 

The Band「The Band」

Rag Mama Rag

Rag Mama Rag

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The Band

The Band

 

 

 

Plastic Ono Band「Give Peace A Chance」



 

Creedence Clearwater Revival「Proud Mary」

 

 

Steppenwolf「Born To Be Wild」



 

Harry Nilsson「Everybody’s Talkin’」

 

 

Fifth Dimension「Aquarius/Let The Sunshine In」



 

Wilson PickettHey Jude

録音されたのは1968年でギターはまだ無名のデュアン・オールマン(Duane Allman)。この演奏をラジオで聴いたエリック・クラプトンがビックリして誰がギターを弾いているのか問い合わせたそうです。

 

 

Meters「Cissy Strut」

 

 

Donny Hathaway「The Ghetto Pt.1」

1972年のアルバム「Live」で有名なこの曲。シングルリリースは1969年なんですね。

 

 

Billy Preston「That's The Way God Planned It」

ジョージ・ハリスンのプロデュースだそうです。いい曲ですね。

 

 

Booker T. & The M.G.’s「Time Is Tight」

大特集の最後に相応しい曲。

 

 

 

プレイリスト

 

01. Something / Beatles // Abbey Road
02. Gimme Shelter/ Rolling Stones // Let It Bleed
03. Lay Lady Lay / Bob Dylan // Nashville Skyline
04. Suspicious Minds / Elvis Presley // Mega Elvis - The Essential Collection
05. We Can Be Together / Jefferson Airplane // Volunteers
06. Who Do You Love Part 1~When You Love~Where You Love / Quicksilver Messenger Service // Happy Trails
07. It Must Be A Camel / Frank Zappa // Hot Rats
08. Frownland / Captain Beefheart & His Magic Band // Trout Mask Replica
09. 21st Century Schizoid Man / King Crimson // In The Court of The Crimson King
10. Grantchester Meadows / Pink Floyd // Ummagumma
11. Space Oddity / David Bowie // Best Of Bowie
12. Questions 67 And 68 / Chicago Transit Authority // Chicago Transit Authority
13. Both Sides, Now / Joni Mitchell // Hits
14. Do Right Woman / Flying Burrito Brothers // Gilded Palace Of Sin
15. Rag Mama Rag / The Band // The Band
16. Way To Blue / Nick Drake // Five Leaves Left
17. Crazy Man Michael / Fairport Convention // Liege & Lief
18. Need Your Love So Bad / Fleetwood Mac // The Blue Horizon Story 1965-1970
19. Songs Of Yesterday / Free // Molten Gold: The Anthology
20. Can’t Find My Way Home / Blind Faith // Blind Faith
21. Don’t Want You No More / Allman Brothers Band // Allman Brothers Band
22. Got My Mojo Working / Muddy Waters // Fathers & Sons
23. The Thrill Is Gone / B.B. King // Completely Well
24. It's Too Late, She's Gone / Freddie King // Freddie King is a Blues Master
25. Give Peace A Chance / Plastic Ono Band // Power To The People: The Hits
26. Something In The Air / Thunderclap Newman // The British Invasion: The History Of British Rock, Vol. 9
27. Proud Mary/ Creedence Clearwater Revival // Bayou Country
28. Games People Play / Joe South // Games People Play
29. Born To Be Wild / Steppenwolf // 300 Hits In Japan 1965-1984 Vol. 2
30. Everybody’s Talkin’ / Harry Nilsson // Everybody’s Talkin’ - The Very Best Of Harry Nilsson
31. Aquarius/Let The Sunshine In / Fifth Dimension // Up, Up And Away - The Definitive Collection
32. To Love Somebody / Nina Simone // To Love Somebody
33. Cloud Nine / Temptations // The Ultimate Collection
34. My Cherie Amour / Stevie Wonder // My Cherie Amour
35. Hey Jude / Wilson Pickett // Hey Jude
36. Rainy Night In Georgia / Brook Benton // Atlantic Rhythm & Blues 1947-1974 Volume 7
37. Mother Popcorn / James Brown // 40th Anniversary Collection
38. It’s Your Thing / Isley Brothers // It’s Your Thing
39. Cissy Strut / Meters // The Very Best Of The Meters
40. Choice Of Colors / Impressions // The Very Best Of The Impressions
41. Tryin’ Times / Roberta Flack // First Take
42. The Ghetto Pt.1 / Donny Hathaway // Never My Love: The Anthology
43. That's The Way God Planned It / Billy Preston // That's The Way God Planned It
44. Monkey Man / The Maytals // Pressure Drop - The Best Of Toots & The Maytals
45. Wonderful World, Beautiful People / Jimmy Cliff // Best Of Jimmy Cliff
46. Time Is Tight / Booker T. & The M.G.’s // Whatcha Hear Is Whatcha Get

 

今日は一日“YMO”三昧 2019年8月14日

「今日は一日“YMO”三昧」でした。三昧は長いので殆ど聴かないのですが(2010年5月2日の「今日は一日“清志郎”三昧」以来かも)、YMOは中学生の時初めて好きになった日本のバンドなので珍しく聴きました。新たな発見が沢山あったので楽しかったです。

リクエストもしました。ベタですがRYDEEN。やっぱり1曲目にかかりましたね。いいんだよなこの音。何度聴いても。この曲は浮世絵から黒澤明監督の「七人の侍」をイメージし、馬の蹄の音を細野さんがキーボードで弾いているとは知りませんでした。光線銃のところは黒澤映画が元になった「スターウォーズ」。深いんですね。細野さんってすごい。馬を楽器で走らせたら細野さんの右に出る人はいないそうです。

RYDEEN

RYDEEN

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高田漣さんリクエストの「NICE AGE」

女の人の声で入る「ニュース速報。22番は、今日で1週間に経ってしまったんですけれども、でももうそこにはいなくなって彼は花のように姿を現わします。Coming up like a flower…」というメッセージ。声はサディスティック・ミカ・バンドのミカさんで、ポール・マッカートニーに関することらしいです。調べてみると、アルバム「増殖」が出たのが1980年6月。ポール・マッカートニーが来日して大麻所持で逮捕され、来日公演が中止になった時が1980年1月なんですね。スネークマンショーの「だれ〜?ここは警察じゃないよ〜」というのも続いているらしいです。当時私は中学3年生で高校受験で悩みまくっていた頃。勉強しながらYMO聴くのが楽しみでしたね。こんな背景があるとは知る由もなく。

NICE AGE

NICE AGE

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SNAKEMAN SHOW [3]

SNAKEMAN SHOW [3]

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松武秀樹×鮎川誠「RYDEEN」生ライブの模様がYouTubeにアップされました。

 

  

アルファレコードでプロデューサーとしてYMOに関わっていらした川添象郎さんのお話が面白かったです。

 細野さんからYMOの構想を聞いた時、面倒くさいから「お金預けるから勝手に作ってよ」と言って任せたそうです。半年位経ってからYMOの曲が出来たというので聴いてみると、「プ、ピ、プル〜、ププッ」とかいって音楽じゃない。しかもインストゥルメンタル。どうやって売ったらいいのか分からなかったそうです。細野さんの名前で2,000枚作れたそうですが、500枚しか売れなかったそうです。

 

YMOは「オリジナリティを尊重する国アメリカ」で「なかなか面白い」と評価を受けてアメリカで発売が決まったそうです。ザ・チューブス(The Tubes)というバンドの前座をやったのがデビュー。日本人は愛想が悪く、制服を着ているというイメージがあるから無表情で人民服というオリジナリティ。アメリカで成功する為にはアメリカ人の真似をして「Yeah!」なんて言ってはダメ。日本のアイデンティティを表現することがオリジナリティ。そして松武秀樹さんのコンピューターをステージに上げてしまう。初日の1曲目からスタンディング・オベーションだったそうです。

ファイアークラッカー

ファイアークラッカー

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川添象郎さんのお言葉が当時の時代感覚を表している気がします。私はラジオ少年でコンピュータというものに興味を持ち出した頃。戦後という感覚は当時中学生の私にはありませんでしたが、大人の方からすると高々戦後35年ですからね。

 

文明的に考えると日本が第二次大戦で負けて敗戦気分でいたところから、1980年代というのは抜け出して新しい時代。当時日本はコンピュータ技術でも図抜けていた。そういうものを象徴する音楽としてYMOが出現して本当に良かったなぁと思います。優れた技術はその時代の状況を反映している。そういう意味でYMOというのはそういう力強さがあるから、結局不変性がある。今聴いても音が衰えない。やっぱりオリジナリティが大事。よくインストゥルメンタルのアルバムでこれだけ売って、確か1980年代ではベストアルバム賞をもらった。一番売れた。52億円売れた。当時山口百恵が45億円だったから、それを抜いちゃった。やっぱりオリジナリティを持っていると強い。

 

手掛かり

手掛かり

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体操

体操

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プレイリスト


01. RYDEEN
02. Cosmic Surfin'
03. Mad Pierrot
04. ACROBAT
05. Jingle "Y.M.O."
06. Nice Age
07. TECHNOPOLIS
08. Simoon
09. 邂逅
10. 君に胸キュン!
11. CITIZENS OF SCIENCE
12. ハッピイエンド (YMO
13. ハッピイエンド (坂本龍一
14. LA FEMME CHINOISE ~中国女~
15. Absolute Ego Dance
16. BEHIND THE MASK
17. BEHIND THE MASK (原曲)
18. Key
19. 体操
20. Day Tripper
21. SOLID STATE SURVIVOR
22. ユーメイドリーム
23. Day Tripper (LIVE)
24. RADIO JUNK (LIVE)
25. RYDEEN スタジオLIVE
26. YMO・DJミックス
27. Computer Game "Theme From The Circus"
28. FIRECRACKER
29. 東風
30. Insomnia
31. 春咲小紅
32. い・け・な・いルージュマジック
33. ハイスクール・ララバイ
34. ハートブレイク太陽族
35. 禁区
36. 過激な淑女
37. ミス・ブランニュー・デイ
38. 咲坂と桃内のごきげんいかが1 2 3
39. 開け心~磁性紀~
40. NEUE TANZ
41. CUE Camouflage
42. Camouflage
43. PURE JAM
44. O.K.
45. U・T
46. ONGAKU / 音楽
47. MULTIPLIES
48. LOTUS LOVE
49. Tighten up
50. 以心電信
51. The End of Asia (LIVE)
52. The City of Light

 

 

ジャズ・トゥナイト 2019年8月10日


生誕90周年 ビル・エヴァンス

今回は「ビル・エヴァンス」の特集。8月16日はビル・エヴァンスの90回目の誕生日だそうです。大友さん見られて感動したという伝記映画も上映されています。

 

 

 ビル・エヴァンスは1929年8月16日ニュージャージー州生まれ。ロシア系の母親とイギリス ウェールズ系の父親のもとに生まれました。幼少期からピアノを弾いていたそうです。母親の影響でロシア系の音楽、チャイコフスキーとかストラヴィンスキーを聴くだけでなく演奏もしていたそうです。2歳上のお兄さんがいて、お兄さんもピアノを演奏して良き理解者だったそうです。

10代から地元のジャズバンドで演奏を始めます。最初はクラシックの音楽だったのですが、だんだんジャズに惹かれていきます。サウスイースタンルイジアナ大学で音楽を学びます。その後兵役へ2年間行って、1954年にニューヨークに進出、本格的にジャズピアニストとして活動を開始します。

1956年ジョージ・ラッセルがオリジナル作品で自らの理論を実践したファースト・アルバム「ジャズ・ワークショップ feat.ビル・エヴァンス」から。まだ無名のビル・エヴァンスの凄いピアノの演奏が聴けます。

 

George Russell、Bill Evans「Concerto for Billy The Kid(Alternate Take)」

ジャズ・ワークショップ +2

ジャズ・ワークショップ +2

 

 

1956年「New Jazz Conceptions」というファースト・アルバムを録音します。1958年マイルス・デイヴィスのバンドにも加わります。1958年12月にセカンド・アルバム「Everybody Digs Bill Evans」を録音します。

 

「Peace Piece」の大友さん解説。

この曲はコードが進行しない。マイルスが言っているモード・ジャズのほぼ完成形。左手は同じことを繰り返す。上の方はコードの中の音だけではなくて、後々ビル・エヴァンスがやらないような実験もしていて、むしろ後々のビル・エヴァンス以上に物凄く冒険している。コードの中でフレージングを紡ぎ出すだけではなくて、音色とかコードとの距離とかで演奏している。ピアノの音色って誰が弾いても一緒だろうと思うかもしれないが、物凄く違っていて、ビル・エヴァンスのタッチとかで作る音色の素晴らしさ。ピアノは弦楽器、弦が鳴っているんだというピアノのチューニング含めて聴ける見事な演奏だと思う。

  

Bill Evans「Peace Piece」

エヴリバディ・ディグズ・ビル・エヴァンス+1

エヴリバディ・ディグズ・ビル・エヴァンス+1

 

 

 1959年3月にはマイルスの「Kind of Blue」を録音します。マイルスの目指すものとシンクロしています。そして天才ベーシストと言われたスコット・ラファロ(Scott La Faro)と出会います。ドラマーのポール・モチアンPaul Motian)とは既に出会っていて、これが歴史に名を刻む初代ビル・エヴァンス・トリオに結びついていきます。

 

「Waltz for Debby」の大友さん解説。

「Peace Piece」はコードが進行しないモードジャズ的なものだったが、「Waltz for Debby」はコードが進行しまくる。最初は3拍子で次々コードが進行してキーも変わっていく。ビバップのようなアドリブだが、ビル・エヴァンスの凄いところはマッチョにならないところ。「Peace Piece」でやったような凄い繊細な音色でのアプローチとこのコードがどんどん進行していくものが見事に一体化している。通常はベースとドラムは伴奏にまわってピアノがアドリブをとるのだが、スコット・ラファロの演奏がピアノの低音のように動いていく。ポール・モチアンのドラムも然り。新しい形のインタープレイの始まり、ジャズ史上初めてと言ってもいいのではないか。

 

 

スコット・ラファロはこのライブのわずか11日後、交通事故でなくなってしまいます。わずか25歳でした。ビル・エヴァンスはあまりものショックに半年ほど演奏が出来なかったそうです。

 

Bill Evans、Scott La Faro、Paul Motian「Waltz for Debby」

Waltz for Debby

Waltz for Debby

 

 

1962年ジム・ホールJim Hall)と「Undercorrent」を録音します。

Bill EvansJim Hall「Romaine」

 

Undercurrent + 6

Undercurrent + 6

 

 

1963年ビル・エヴァンスは初めてのソロ・アルバムの制作に取りかかります。当時としては実験的なオーバー・ダビングをします。タイトルは「Conversations With Myself(自己との対話)」。映画「Spartacus」の主題曲としてヒットしました。

 

Bill Evans「SpartacusーLove Theme」

Conversations With Myself...

Conversations With Myself...

 

 

1964年にスタン・ゲッツStan Getz)と録音します。

 

Bill EvansStan GetzRon CarterElvin Jones「Night And Day」

スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス +5

スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス +5

 

 

スコット・ラファロ亡き後トリオのメンバーを探し続けます。1966年長く一緒に共演するベーシストを見つけます。当時22歳のエディ・ゴメス(Eddie Gomez)です。そして1968年当時24歳のドラマー マーティ・モレル(Marty Morel)がトリオのメンバーに加わってビル・エヴァンス・トリオとしては一番長いトリオとなります。

 

1973年1月20日ビル・エヴァンスが初来日します。場所は東京郵便貯金ホール。

来日公演の後、ビル・エヴァンスには非常に不幸な出来事と幸せな出来事が起こった年となります。長年連れ添った夫人のエレインと別れて、新たな恋人ネネットといっしょになります。エレインはそのショックからニューヨークの地下鉄に投身自殺をします。なのにビル・エヴァンスはネネットと結婚します。子供も授かります。ずっと子供が欲しかったらしいです。幸せな時期を過ごすことになります。これがなかったらビル・エヴァンスはこの先10年生きられなかっただろうと言われています。一時長年常習していた麻薬も止めることができたのですが、またこの後手を出してしまい家庭が崩壊していきます。

 

Bill Evans、Eddie Gomez、Marty Morell「My Romance」

ライヴ・イン・トーキョー(期間生産限定盤)

ライヴ・イン・トーキョー(期間生産限定盤)

 

 

1975年ドラマーのマーティ・モレルの後継にエリオット・ジグムンド(Eliot Zigmund)を迎えます。1977年ハリウッドで録音された「You Must Believe in Spring」というアルバムから投身自殺をしたエレインに捧げる曲。

 

Bill Evans、Eddie Gomez、Eliot Zigmund「B Minor Waltz(For Ellaine)」

You Must Believe in Spring

You Must Believe in Spring

 

 

最後にビル・エヴァンスがこの世を去る2年前の1978年に出たアルバム「Affinity」から。

 

Bill Evans、Toots Thielmans、Marc Johnson、Eliot Zigmund「This Is All I Ask」

Affinity

Affinity

 

 

1980年9月15日ビル・エヴァンスはこの世を去ります。麻薬が原因で内臓を壊してしまいました。51歳。写真を見るともっと年上に見えます。麻薬との戦いとの人生でもありました。

大友さん曰く「麻薬で演奏が良くなることはない。ビル・エヴァンスがもし麻薬をやっていなかったら、繊細な演奏を晩年まで続けられたんじゃないかと。もしかしたら今も90歳で演っていたかもしれませんよね。」